前回は森(チーム)について話しましたが、
今回は、木(スタッフ)について
自然の摂理から人財育成について触れてみたいと思います。
それぞれの木、つまり人(スタッフ)に日が当たる状態は
「その人にスポットが当たり、個々が活かされている状態」
と言えるでしょう。
反対にそれぞれの木の枝が伸びきっていて
他の木に光が当たらない状態は、
木(スタッフ)の成長に悪影響を及ぼしている状況に似ています。
木は葉の光合成によって栄養を吸収し、花や実をつけます。
つまりスタッフにスポット(役割)を当ててあげれば
そのスタッフは花が咲き、果実がなるのです!
果実は努力によって甘くて美味しく実れば成功体験となります。
しかし、美味しくない失敗した果実は誰からも食べられずいずれ地面に落ちるでしょう。
でも、その地面に落ちた果実は土の栄養となり、いずれ木の栄養になります。
つまり、失敗体験を経験として次の栄養にする関わりをおこなえば次の成長に繋がるのです!
次は枝についてお話します。
枝は葉っぱをつけて日光に向かって伸びていきます。
木は伸びたい方向に枝を伸ばしているのです。
これはスタッフが自由にやってみたいことに似ています。
枝が伸びるからといつも短く頻回に剪定すれば、
葉っぱが少ない枝になってしまいます。
ここでいう頻回な剪定は、
過度な指導や指摘・ルールです。
スタッフが自由にやってみたいことをやろうとすると
上司から常に指摘が入る。ルールで縛られる。
そうすると葉っぱが少ない枝になるので
スタッフは栄養を吸収できず成長が遅れてしまいます。
ただ自由に枝を伸ばすことも良くはないのです。
自由にやりたいことをやり自由に枝を伸ばすと
他の木(スタッフ)に日光が当たらず
他の木(スタッフ)に悪影響を与えてしまいます。
なので、
まずはある程度自由に考えさせて枝を伸ばしている所を観察する。
そして「伸びすぎだな」と思えば
指摘やルールでその部分を剪定する。
そうすれば枝も他の木に配慮した
秩序ある伸び方をします。
人財育成って自然の摂理で考えると分かりやすいですね!
次回は【木 パート②】についてお話します。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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