正しいストレス解消法 - あなたのストレス解消法は合ってる?

脳の仕組みからお困りごとを解決するBLOG。本日の内容は、ストレスの根底を脳の仕組みから解消する方法です。

 

ブログ購読登録はこちら→『ブログ購読希望』

★ブログ購読登録にて短編ブックプレゼントキャンペーン中!

 

point!
・ストレスに感謝する。
・「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向ける。
・わざと自分を褒めて肯定する。

 

ストレス解消法の間違い!

あ~!!ストレスたまるぅ~!!

パーっと飲みに行こう!!!

もぉ~!イライラする!!

買い物でストレス発散!!

このようなストレス発散方法、経験したことありませんか?

 

買い物、カラオケ、外食、などなど、パーっと気持ちを開放することでストレス発散!!

 

気持ちが良いですよね!!

楽しいですよね!!

 

でも…2日3日たつとストレスは元通り…。

その時は良いんですけどね…。

 

じゃあまたストレス解消に買い物~!!

 

お金がもちません。

 

そうなんです! このストレス解消法、続かないんです!

 

例えば、徹底的にストレス解消!と思い、長期休暇をとって世界一周旅行をしたとしましょう。

旅行が終われば、「あの旅行良かったな~。それに比べ今の現実は…。」とストレスを感じ、

「旅行で沢山使ったお金をまた頑張って貯めなきゃ…。」とストレスを感じるかもしれません。

 

終わりがないと感じてしまいそうです。。。

 

そもそも脳のどの部分に対してストレス解消を行っているのか?に不足している部分があるんですね。

 

ストレスと脳の進化

ストレスの根底を解消するなら、脳の歴史のお勉強から!

 

脳は生物の何十億年という歴史が刻み込まれ、現在の人の脳が完成していると言われています。

簡単に並べると、魚類→両生類→爬虫類→哺乳類(四足)→霊長類と言った感じです。

 

この歴史が人の脳に大きく3層に分かれて存在しています。

一番下が脳幹という生命維持のための脳の部位。爬虫類の脳の名残と言われています。

 

中側が大脳辺縁系・大脳基底核という脳の部位。情動や短期的な記憶の入り口、覚醒や運動の調整を行なっています。犬や猫など、四つ足動物の哺乳類の脳の名残と言われています。

 

一番上が大脳皮質という脳の部位。本能的な中側の脳の上に覆いかぶさり、人としての理性や我慢、社会性といった高度な働きをする、脳の歴史では新しい人の脳です。

 

※この3つの脳のはたらきについては、ブログ購読登録特典の『生活に必要な脳の機能は、3つの脳の仕組みで理解できる!』に詳しく書いています。無料でお配りしておりますので読まれてみてください。

 

この脳の上下の仕組みは、下の脳の状態が良く働くことで上の脳がうまく機能します。

 

脳の上下の状態が良い場合↓

しっかり食べて、しっかり寝て、しっかり覚醒している体が元気な状態だからこそ、心理的な安定が生まれ、社会に対して対応でき、仕事やプライベートが上手くいくという訳です。

 

しかし、脳の上下の状態が悪い場合↓

姿勢が悪く呼吸が浅い、寝てない、疲れていて食欲がない。エネルギー不足で気分が晴れない、イライラしやすい。体が重くて気分も晴れないからやる気が出ない、感情がコントロールできない、仕事が上手く進まない…と繋がっていきます。

 

ここでポイントなのは、その人の表面に現れるのは「やる気がない態度」や「怒りっぽい人」といった、脳の上側レベルのことで、中側と下側は表面化されず内に秘めていることが多いということです。

 

そんな人に「やる気を出せ!」と言っても、原因は脳の下側の生命維持機能が上手くいってないか、中側の情動が不安を感じている状態なので、脳の下・中側が解決しなければやる気は出ません。

やる気を出したとしても前向きな気持ちでなく無理をして頑張ってる状態でしょう。

 

では、買い物、カラオケ、外食でパーっとストレス発散するのは??

 

脳の上側、表面的なモノでの解消法でしかないのです!

 

そもそも人はなぜストレスを感じる?

ストレス状態はこの脳の中側が「不安」状態であること。

ちなみにこの不安は「こうなったらどうしよう…。」とか「あれが心配だ。」などまだ起きぬ未来に対して感じてることが多いんですね。

もしそのストレスが現在起きているのであればそれは「不安」でなく「恐怖」です。

 

そして人は、先ほど説明した脳の中側のはたらきによって優先的に不安を感じるようにできている動物なのです。

 

それは脳の中側、大脳辺縁系にあるストレス管理人「扁桃体」と言われる部分のはたらき。

 

人はむかーしむかしの原始時代、猛獣から食べられる危険性のある生活を送っていました。

もし猛獣に遭遇した場合、この「扁桃体」が命を守るために反応して体を戦闘モードに切り替え対応する!

 

身の危険に対してアンテナを立てているから安全安心な生活が送れていたのです。

 

なので極論を言うと人は安心安全を守るために常にストレスをキャッチできるアンテナを立て、ネガティブ電波に目を光らせている!

 

つまり人は基本的にマイナス思考であるといえます。

 

そのアンテナの感度は人によって差があるので、個人でストレスの感じ方が違うのです。

 

人は安心安全のためにストレスを感じるようにできているんですね!

 

正しいストレス解消法

それでは長々と説明しましたが、私が実際に実践して効果が出ている脳の仕組みからストレスを解消する方法をお伝えします!

ストレスに感謝する。

ただ、ストレス反応は自分の身も守るために頑張るモードにしてくれているので、一概に悪者と決めつけてはかわいそうです。

 

小さなストレス反応その場の問題に対して対応できるように体が準備してくれている良い事なので感謝をしてあげましょう!

 

「体を守るために戦闘スイッチを入れてくれてありがとう!」

 

こう思うと気持ちがとても楽になります。

 

過度なストレスは体の不調にも繋がることがありますので、次はその場合の解消法をお伝えします。

「ないもの」でなく「あるもの」に目を向ける

先程お伝えした扁桃体は、ストレスにアンテナを立てているので「ないもの」に視点が行っています。

「お金がない」「着る服がない」「してくれない」といった視点です。

 

扁桃体の特性上、「ないもの」が完全に埋まり安心することはないので「ないもの」にこだわるとキリがありません。その反対の「あるもの」も見てみると扁桃体はホッと安心します♡

 

「着る服がない」→「その中でもお気に入りの服が3着もある。」

といった感じです。

 

これをリフレーミングと言います。

 

NAI-NAI-NAIでジタバタするより「あるもの」に目を向けてみて扁桃体を安心させてみてください!

 

わざと自分を褒めて肯定する。

ストレスが続く時は、「あるもの」に目を向け続けるのも疲れてしまいます。

 

そんな時、何か嫌な事があった時は、まずストレスを素直に感じてください。その後にそんな自分を無理やり褒めるのです。

 

「嫌だな~…つらいな~…。でも、あの時怒らなかった自分、偉い!

 

というように、素直にネガティブを受け入れその感情をいつの間にか脳の中でポジティブにすり替えるのです!

 

自分自身に自信が持てる、自己肯定感を高めることにも繋がります。

まとめ

いかがでしたか?

世間一般のストレス解消法とは少し違う方法だったかと思います。

しかし一般的なストレス解消法も気持ちをリセットできる、人とコミュニケーションが取れるなど良い点も多くあります。

合わせて脳の仕組みからストレス対策を行なうとより効果的でしょう!

《まとめ》
・ストレスに感謝する。
・「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向ける。
・わざと自分を褒めて肯定する。

ストレスマネジメントセミナーのご案内

組織の管理者、働く方、一般の方を対象としたストレスマネジメントセミナーを準備中です。

日程が決まり次第こちらのサイトでご案内いたします。

 

テーマ:『精神論じゃない!ストレス対策は脳の仕組みで!』

日程:年内の土曜日or日曜日

場所:佐賀県鳥栖市

※現在調整中です。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

コメント