うっかりミスと脳のはたらき②

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今回は前回に引き続き「うっかりミスと脳のはたらき」についてお話ししたいと思います。

 

前回は、なぜうっかりミスが起きるのか?とその対応方法についてお話しさせていただきました。

前回の内容はコチラ→BLOG「うっかりミスと脳のはたらき①」

 

今回は「忙しくて疲れてて脳を鍛える余裕がない・・・。」と言う方用にうっかりミスを減らす方法をお伝えいたします。

 

 

Point!
・脳が疲れているときは、注意力の容量が小さくなりミスが増えやすくなる。
・脳は何もしない時も無意識に活動しているため、脳疲労は解消しにくい。
・脳を休め、脳の容量を空けることでうっかりミス防止に繋がる。

脳の容量とうっかりミス

こんな方いませんか・・・?

「最近、特に忘れ物やモノをなくすことが多い。」

 

こんな方は要注意、「忘れないように気を付ける!」という根性論では解決しません。

 

ひょっとしたら脳の注意力の容量がいっぱいかもしれません。または精神的に疲れていませんか?

 

前回の記事でお伝えしましたが、人が一度に記憶できる量は「7±2(マジカルナンバー)」と言われ、思い出すときは4つ目から思い出しにくくなると言われています。なので3つ以上のことを同時に行なうとうっかりミスを起こしやすくなるんですね。前回の内容→「うっかりさんと作業記憶」

 

しかし疲れているときや精神的にストレスを感じているときは、さらに一度に同時に行なえる数が減ってしまいます。

 

それは頭が冴えてる時には沢山出ている脳の中の神経伝達物質の数が減っていて、目の前の事に集中できない状態になってしまうからです。

 

また、疲れてる時は余裕がなくなるので注意力の容量も小さくなっているとイメージすると分りやすくなります。

 

あくまで個人的な考え方ですが、こんな感じ。

器からこぼれると対応できない(ミス)とイメージしてみましょう。↓

人には元気の器があって疲れている時ほど器の容量が少なくなります。

その時に取り組むことについて、慣れている事や気合を入れてやる事など盛り付けの大きさが違うわけです。

もちろん元気な時は、慣れていない大きな盛り付けもこぼさずに盛り付けることができます。

 

しかし疲れている小さな器の時は、体が慣れている数個の盛り付けは出来ますが、それに加えて少し意識して行う盛り付けはこぼれてしまい、ミスを起こすことになってしまいます。

 

また反対に小さな器に先に集中力が必要な大きな盛り付けをすると、体が慣れている小さな盛り付けは溢れてしまいこぼれてしまいます。

これはいつも慣れている動作ほど無意識にミスをしてしまう「アクションスリップ」と言われる現象です。

 

「あれ??・・・スマホどこに置いた???」

 

って、慣れてる動作ほど無意識にミスをしやすいんですね。

 

どちらにしろ、原因はその日の注意力の容量が少なくなっている事!

 

注意力の容量が少なくなっているのは脳が疲れている状態、いわゆる「脳疲労」の状態です。

 

まずは脳を休めて注意力の容量を空けましょう!

注意力の容量を空けてミスを減らす!

体の疲労は、何もしない時間を作れば回復します。

脳の疲労は、何もしない時間を作れば……回復しないことが多いのです!

 

その理由は、寝起きすぐには上手く言えないであろうこの名前の働きのせい「デフォルトモードネットワーク」。略して「DMネットワーク」。

ちなみに小〇哲哉はライブで7台のキーボードを自分の周りに置いてました…。すごい大きな脳の器を持ってるんでしょうね。

 

このデフォルトモードネットワークの役割は、ボ~っとしてる時に記憶や出来事の整理、人の気持ち、その時の自分の気持ちを思い出したり整理したりしています。

 

グルグルグル頭を使って妄想にふけっているときに無意識的に働いているわけです。

 

その活動量は、意識的に働いているときに比べ20倍脳が活動していると言われています。

なので、何もしない時間は脳を休めるどころか20倍働いている、ということです。

 

しかも考え事して脳がたくさん活動しているときは眠れないことが多いですよね。

 

 

私も中学生の時、部活の試合前日に眠れずに「ひつじ」を数えたことがありました。

 

「ひつじが一匹、ひつじが二匹、ひつじが三匹、・・・・・・。」

 

「ひつじが…ん?、ひつじとヤギってどこが違うんだっけ?」

 

「ヤギと言えばハイジに出てくる子ヤギのユキちゃんだな~…。」

 

「そういえば、ハイジがクララの家にいたときのチェーン付き鼻眼鏡の人、誰だったけ??」

 

「……あ~、ロッテンマイヤーさんだった!」

 

と、脳が自然と冴えまくりデフォルトモードネットワークのおかげで全く寝付けませんでした。

 

特に精神的なストレスを抱えてる時は、嫌な出来事を思い出したり不安を想像したりと、実際にストレスを感じている場面の20倍脳がストレスを感じているような状態でしょう。

 

これでは脳は休まらず、容量を空けることはできませんね。

 

なので無意識な脳の活動を行なわず、本当に脳を休ませ容量を空けることが大切です。

 

その方法は、ご存知の方が多いと思いますがやはり「マインドフルネス」

 

ご存知Googleが取り入れたことで広まったストレスマネジメントのひとつです。

 

申し訳ありませんが具体的な方法が多くありここでは紹介できませんので、ぜひ検索してご自分に合った方法を取り入れてみてください!

 

私は呼吸を通じて意識の範囲を広げるやり方を行なっており、とても脳疲労改善に役立っています!

 

最近、忘れ物やモノをなくすことが多い方、注意力の容量を空けてうっかりミス予防に取り組んでみてください!

まとめ

・忙しさやストレスにより脳が疲れているときは、注意力の容量が小さくなりミスが増えやすくなる。

・脳は何もしない時も無意識に活動しているため、脳疲労は解消しにくい。

・意識的に脳の活動を抑制する「マインドフルネス」で脳を休め、注意力の容量を空けることでうっかりミス防止に繋がる。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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